当社が加入している仏壇公正取引協議会は、より安心してお客さまにお仏壇を購入していただくことを目的として、2012年に発足しました。
不当な二重価格表示など不当表示によるトラブルを防止し、わかりやすく正しい仏壇品質と原産国の表示ルールである仏壇公正競争規約は、公正取引委員会と消費者庁により認定されたものです。
仏壇公正取引協議会とは
仏壇公正取引協議会は、仏壇の品質表示と原産国表示にルールを設け、不当な二重価格表示により消費者が誤認するトラブルを防止することで、より安心してお客さまにお仏壇を購入していただける情報提供を目的として設立されました。
仏壇公正競争規約とは
仏壇公正競争規約とは、いわば仏壇業界全体のガイドラインです。仏壇公正取引協議会が運用しています。
経済産業省の支援と指導のもとに仏壇業界関係者を始め有識者も交えての話し合いが重ねられ、公正取引委員会及び消費者庁が認定・承認しています。
公正で自由な競争の確保と消費者の自主的・合理的な商品選択のために、この「公正競争規約」の役割はより一層重要視されるようになっています。
仏壇公正取引協議会が設立された背景
2012年まで仏壇業界には地域や分野ごとに品質表示があっても、品質・原産国表示のルールはなく、各仏壇店の裁量に委ねられていました。そのため、全国の統一的な表示基準は曖昧なままでした。
全国の統一的な表示基準を決められていなかった要因は2点あります。
一つは、製品そのものに、伝統的工芸品もあれば工業製品的なものもあることです。もう一つは、仏壇を購入することができる場所も、仏壇専門店からデパート、ホームセンター、墓石店や葬儀社あるいはインターネット等、多岐にわたることです。
2010年6月、消費者から寄せられた多くのクレームを受け、経済産業省より全日本宗教用具協同組合と全国伝統的工芸品仏壇仏具組合連合会に業界の正常化への申し入れがありました。
そこで、全国統一基準制定に向けて準備が進められ、準備委員会には当社も役員として参加し、業界の多くの協力が実を結び、2012年5月に「仏壇公正取引協議会」が発足したのです。
2013年4月27日には、仏壇の品質・原産国の全国統一基準を盛り込んだ「仏壇公正競争規約」が施行されました。
会員企業が守っている基準
使用材料の表示区分や、原産国表示、景品表示法で以前から規定のあった二重価格表示(店での販売価格よりも高い他の価格を同時に表示すること)に関しても規約に記載されています。
そして、店頭等における表示(店頭で商品と共に表示される内容)と、広告等における表示(チラシ・インターネット広告等で表示される内容)、仏壇本体への表示を分けて定めています。
このように仏壇公正取引協議会会員は、規約に拠る表示を実施しています。それにより、安心してお仏壇をお買い求めいただけます。
会員企業と会員マーク
当社は業界のリーディングカンパニーとして、お客様により安心してお仏壇をご購入していただけるよう仏壇公正取引協議会に加入し、公正取引委員会及び消費者庁が認めたルールを順守して営業活動を行っています。
加入企業は、こちらから確認できます↓
会員マーク
チラシ、パンフレット、名刺等印刷物に使用。
店頭ステッカー
店舗のガラス扉などに貼付して使用。
上記のマークは、適正な品質表示・原産国表示を行う仏壇店の目印です。
お客様が仏壇をご購入する際、お仏壇に対する知識がなくても品質と原産国をお客様自身が確認することができ、安心して適正価格で適正な品質価値のお仏壇をお買い求めいただけます。