お墓(墓地)の種類
ここでは、下記2つの観点からお墓の種類について解説いたします。それぞれのメリットや注意点と合わせてご説明します。
1.管理運営母体による違い
墓地は、運営母体によって以下の4つに分類されます。運営母体によって特徴や費用などが異なるので、それぞれのメリットと注意点を把握しておきましょう。
民営(民間)墓地
公営墓地
寺院墓地
共同墓地(みなし墓地)
2.供養のスタイルによる違い
お墓といえば、屋外の墓地に墓石を建てて納骨するのが一般的でした。
しかし現在では、生活スタイルや価値観の変化によって、ペットも一緒に入れるお墓や屋内墓苑(納骨堂)などお墓・供養のかたちも変わってきています。
ここでは、さまざまなお墓の種類についてご紹介します。
ワード解説
墓地は、「墓地、埋葬等に関する法律」で、『墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可をうけた区域をいう。』と定義されており、お墓が立っている区域全体のことを指します。たとえば霊園があった場合、管理事務所や駐車場も含む施設全体のことです。
また「墓所」という言い方もあり、ほぼ墓地と同義で使われることもありますが、主にお墓を立てるために区画が整備された場所を指します。
お墓
昔からある、屋外に設けられた遺骨の収蔵スペースのこと。寺院墓地、公営墓地、民間墓地(霊園)などがあります。
納骨堂
屋内に設けられた遺骨の納骨スペースのこと。ロッカー式、棚式などがあります。家族単位、夫婦単位、個人単位で使用など、さまざまなタイプがあります。
屋内墓苑
納骨堂の一種で、遺骨が参拝スペースまで運ばれてくるシステムを導入した施設。機械の操作は専用ICカードやタッチパネルによって行います。
樹木葬墓地
墓石の代わりに、樹木を墓碑(シンボル)とする墓地。使用期間、納骨方法、骨壺使用の有無などは、霊園によって異なります。
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お墓の種類に関するよくあるご質問
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公営霊園…地方自治体が管理・運営する墓地。
宗旨宗派が不問、永代使用料、管理費が安いなどの霊園が大半のため申し込みの抽選は倍率が高い傾向がある。対象の自治体に何年以上住む、祭祀の主体であるなどの条件があることが多い。
Q1.公営霊園と通常の霊園との違いについて教えてください。
公営霊園と通常の霊園との違いについて教えてください。
A.管理面や申し込みが抽選かどうかなどの違いがあります。
公営霊園は都道府県や市町村など行政が管理する霊園です。所在地にもよりますが一般的に、メリットは永代使用料(場所を使用する権利料)が安く、行政の管理のため安心感があります。デメリットは申し込み条件があり、誰でも申し込み出来るわけではありません。また抽選倍率が高く場所を選べないという霊園も多数あります。
Q2.お墓がなければお骨はどこに収めればいいのでしょうか?
お骨が家にあります。家族はお墓は必要ないと言っています。これでいいのでしょうか?またお墓がなければお骨はどこに収めればいいのでしょうか?
A.ご家族での話し合いが必要になるのではないでしょうか。
供養のあり方は、ご家庭ごとに事情も変わってきますので、いいか、悪いかは断定できないものになります。ご家族でのご相談(話し合い)をいただくのがよろしいかと思います。
Q3.信頼できる墓地を探しています。
信頼できる墓地を探しています。どうしたらいいのでしょうか?
A.経営許可を得ている墓地を選ぶことが大切です。
墓地としての経営許可を得るためには、地方自治体の許可を受け、各自治体の多岐にわたる厳しい条例をクリアする必要があります。信頼できる盤石な経営基盤を持たないと経営許可がおりないのです。
Q4.住んでいる市内に公営霊園がないのですが、近隣の市で申し込みはできますか?
私の住んでいる市内には公営霊園がありません。諦めないとダメでしょうか?もしくは近隣の別の市でも申し込みは出来るものなのでしょうか?
A.別の自治体にお住まい方でも申し込み可能な霊園もありますが、確認が必要です。
公営霊園はその自治体に一定の期間在住していることなど条件があることが大半です。中には別の自治体にお住まい方でも申し込み可能な霊園もあります。ただ、費用面が割高になる場合もありますので、事前の確認をしっかりとすることが大切です。