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盆提灯と盆棚はどう組み立てる?その方法を動画と画像で解説

盆提灯と盆棚はどう組み立てる?その方法を動画と画像で解説

お盆の時期が近づくと、「提灯や盆棚を用意したけど、どう組み立てればいいんだろう?」と困る方が多いものです。年に一回の行事であることもあり、組み立ての経験が豊富な人は限られています。
このページでは盆提灯と盆棚の組み立て方から吊り下げ方、しまい方などの注意点まで解説します。

行灯の組み立て方

行灯の組み立て方

行灯(あんどん)とは足がある置くタイプの提灯です。また「大内行灯」とも呼ばれる、職人の伝統の技が詰まった昔ながらの提灯になります。

動画でみる行灯の組み立て方法

組み立て方を 動画 でご紹介します。矢印ボタンをクリックすると動画がはじまります。再生中に右下の四角マークをクリックすると大きく動画を見る(全画面)ことができます。

画像でみる行灯の組み立て方法

組み立て方を 画像 でご紹介します。画像をクリックすると、その場面から動画をみることもできます。

①部品の確認
①部品の確認(0’04)
包装から出し、部品を確認します。

②下足の取付け
②下足の取付け(0’09)
ツバに3本の下足を差し込みます。

③三角の取付け
③三角の取付け(0’20)
下足に三角を取付けます。

④コードの取付け
④コードの取付け(0’44)
ツバの穴にソケットを通し、ねじで固定します。

⑤電球の取付け
⑤電球の取付け(1’20)
ソケットに電球を取付けます。

⑥上足の取付け
⑥上足の取付け(1’24)
ツバに2本の上足を差し込みます。

⑦火袋の取付け
⑦火袋の取付け(1’43)
火袋の絵が正面に来るよう確認した後、ツバに固定して火袋を持ち上げフックにかけます。

⑧手の取付け
⑧手の取付け(2’21)
手を左右の上足に取付けます。

⑨房(風鎮)の取付け
⑨房(風鎮)の取付け(2’36)
コードセット下部のフックに房(風鎮)を下げます。

回転行灯(回転筒)の組み立て方

回転行灯(回転筒)の組み立て方

行灯(あんどん)とは足がある置くタイプの提灯です。また「大内行灯」とも呼ばれる、職人の伝統の技が詰まった昔ながらの提灯になります。
回転筒がついているタイプは、絵柄の入った筒を電球にかぶせることで華やかさがまします。電球が温まることで発生する上昇気球で筒が回る仕組みです。

動画でみる回転行灯(回転筒)の組み立て方法

組み立て方を 動画 でご紹介します。矢印ボタンをクリックすると動画がはじまります。再生中に右下の四角マークをクリックすると大きく動画を見る(全画面)ことができます。

画像でみる回転行灯(回転筒)の組み立て方法

組み立て方を 画像 でご紹介します。画像をクリックすると、その場面から動画をみることもできます。

① 部品の確認
① 部品の確認(0’04)
包装から出し、部品を確認します。

② 下足の取付け
② 下足の取付け(0’09)
ツバに3本の下足を差し込みます。

③ 三角の取付け
③ 三角の取付け(0’23)
下足に三角を取付けます。

④ コードの取付け
④ コードの取付け(0’43)
ツバの穴にコードを通し、取付けます。

⑤ 電球の取付け
⑤ 電球の取付け(1’00)
ソケットに電球を取付けます。

⑥ 上足の取付け
⑥ 上足の取付け(1’05)
ツバに2本の上足を差し込みます。

⑦ 回転筒の組立て
⑦ 回転筒の組立て(1’11)
フィルムを組立て、風車と結合させます。

⑧ 回転筒の取付け
⑧ 回転筒の取付け(1’42)
回転筒を支える金具を電球に取付け、回転筒を垂直に設置します。

⑨ 火袋の取付け
⑨ 火袋の取付け(2’08)
火袋の絵が正面に来るよう確認した後、ツバに固定して火袋を持ち上げフックにかけます。

⑩ 手の取付け
⑩ 手の取付け(2’21)
手を左右の上足に取付けます。

⑪房(風鎮)の取付け
⑪房(風鎮)の取付け(2’58)
ソケット下部のフックと手の左右に房(風鎮)を下げます。

御所提灯の組み立て方と吊り下げ方

御所提灯の組み立て方と吊り下げ方

御所提灯とは吊り下げるタイプの提灯の一種です。ご先祖様がお盆で帰ってこられる際の目印になるように外から見えやすい場所に飾ります。

御所提灯(吊り下げるタイプ)の組み立て方

乾電池タイプの提灯は、電池を入れる場所があります。

電池タイプの提灯は、乾電池を入れる場所があります。つまみを持ち上げフタをあけたら電池を入れます。


※電池は提灯により購入時に付属しているものもありますが、テスト用のため消耗が早い可能性があります。きれても大丈夫なように予備電池を用意しておくと安心です。

ローソク灯をまわしながら付けます。

ローソク灯をまわしながら土台(電池をいれる場所)に付けます。

※明かりが付かない場合は、この動作(ローソク灯の回し具合)が足りていない可能性があります。
ローソク灯の取り付けが完了しましたら、火袋をやさしく引っ張りながら広げます。

フックに房をかけます。スイッチを引っ張ることで、明かりの点灯・消灯ができます。

③ 下部にあるフックに房をかけます。またスイッチを引っ張ることで、明かりの点灯・消灯をすることができます。

※力を入れすぎないように注意しましょう。提灯を痛める、吊り下げか所から落ちるなどの可能性もあります。
※提灯の種類により組み立て方が異なることがあります。

御所提灯の飾り方

洋灯吊やSフックなどを取り付けて提灯をかけます。


ご先祖様が帰ってくる目印という意味ですので、外から見えやすい場所に飾ります。洋灯吊Sフックなどを取り付けて提灯を吊るします。他には突っ張り棒などの棒に吊るす方法、提灯専用スタンドに吊るす方法があります。

提灯スタンド

ローソクを使用する場合には火の取扱いに、屋外に飾る場合には雨に濡れないように注意しましょう。
ローソク灯がついていない(電池タイプでない)御所提灯には、ローソク電池灯を使用すると便利です。リモコンがあるため提灯を吊るしたまま点灯・消灯をすることができます。
お盆以外では非常時の明かりとしても活用できます。

ローソク電池灯

提灯のしまい方と注意点

提灯のしまい方と注意点

準備や飾りつけは余裕をもっておこなわれるため、お盆の月に入ると飾るご家庭もあります。片付けは16日の送り火が終わりましたら取りかかることが一般的です。
新盆(にいぼん)の白提灯は、その年限りの提灯になりお寺でのお焚き上げ、送り火で燃やす、塩で清めて自治体の区分で処分するなどの方法があります。白提灯以外の柄の入った提灯は翌年も使用できるので大切に保管しましょう。

購入時に箱に入っていたのと同じ状態でしまうのが理想です。パーツがおさめられていた袋なども使用します。組み立ての際に、捨てないように注意します。箱によってはしまい方が記載(印字)されていますが、ない場合はスマートフォンなどで保存状態を写真に撮っておくといいでしょう。


火袋は紙や絹でできていることが大半で、破れや虫食いにならないように注意が必要です。

  • 火袋に入っていた中敷き(丸い紙)は火袋のヒダ同士が付かないように使います。
  • しょうのうを最後に箱に入れ、虫食いを予防しましょう。

しょうのう

虫食い防止の防虫剤です。お盆が終わり提灯をしまう際に、一緒に入れましょう。

盆棚の組み立て方

盆棚の組み立て方

盆棚はお盆のお供え物や飾りをのせる棚です。2段、3段などの種類がありますがご家庭の飾る場所のサイズにあわせて準備します。

動画でみる盆棚の組み立て方法

組み立て方を 動画 でご紹介します。矢印ボタンをクリックすると動画がはじまります。再生中に右下の四角マークをクリックすると大きく動画を見る(全画面)ことができます。

画像でみる盆棚の組み立て方法

組み立て方を 画像 でご紹介します。画像をクリックすると、その場面から動画をみることもできます。

① 部品の確認
① 部品の確認(0’04)
包装から出し、部品を確認します。

② ねじの取付け
② ねじの取付け(0’09)
4つの木枠の穴にねじを外側からそれぞれ差し込み、内側から蝶ナットを仮止めします。

③ 木枠の設置
③ 木枠の設置(0’29)
2つの木枠を並べて自立させます。

④ 渡しの取付け
④ 渡しの取付け(0’37)
中段の下部に渡しを取付け、左右の木枠を固定します。

⑤ 筋交いの取付け
⑤ 筋交いの取付け(0’54)
取付けたねじに筋交い(すじかい)を取付けます。

⑥ 天板の取付け
⑥ 天板の取付け(1’18)
上段・中段・下段ともに天板を取付けます。

⑦どんす(布)のかぶせ方
⑦どんす(布)のかぶせ方(1’37)
どんす(布)は角に合わせて丁寧にかぶせます。

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